モルタル壁の外壁塗装の流れ
モルタル壁は古くから外壁に使われているんじゃ。
2cm前後の厚みで、防火性能も持っておるから、貰い火にも対策が出来ていると言えるのう。
それから建物の造りの中でも、モルタル壁は重みを感じる造りでもある。
壁の種類の中でもメンテナンスが安価で済む特徴もあるぞい。
このモルタル壁は塗装をきちんと行っておけば本当に長持ちするぞい!
外壁塗装 −− モルタル壁
モルタル塗装 の メンテナンス方法の選択
@ モルタル壁にひび割れが発生しているか?
A 昭和56年以降の設計基準の建物か?又は 平成12年以降の建物か?
⇒木造耐震基準の厳しくなった年度です。
B 建物の造り 木造在来工法か? 2×4工法か? 鉄骨造か?
C モルタル壁の表面の仕上げはどのようになっているか?
D 外壁の下地がラス網で作られているか ラスカット板 を使用しているか?
これらを建物調査で判断し、塗装仕様に組み込んでいき、建物合わせた塗装工事方法をプランするのが得意なんじゃ。
では、早速 モルタル塗装のレクチャー スタート じゃ。
仮設足場 |
仮設足場じゃ。 ネットは網目の通気性のあるものを使用して、風を受けても足場に影響がないようにしておるんじゃよ。 |
高圧洗浄 |
高圧洗浄とは外壁に付着しているホコリ・カビ・コケを落とす目的で作業をするんじゃ。 ついでに、車庫のコンクリートや門ペイも洗えるぞい。 (ご希望の方は担当にお伝えください) |
コーキング作業 |
ひび割れ充填 ひび割れ充填 |
モルタル壁で一番のポイントはひび割れの処理じゃろうな。 壁にひび割れがあるからと言って、 室内側に雨漏りすることはほとんどないんじゃが、 壁内部では木材が腐食していることがある。 解体してみなければ壁の中はわからんのじゃが、 ひび割れの状態を見れば、 どれくらい深刻なのかは想像が付く。 ひび割れだけは、ひどくなる前に補修が必要じゃぞ! 左の写真の様にひび割れには止水材で補修をするんじゃ。 |
養生 |
外壁塗装を行う際には、玄関ドアや窓やフェンスなどなど、塗装がかかっても平気なようにビニールをかぶせるんじゃ。 |
下塗り |
モルタル塗装の下塗りじゃ。 下塗りに使用する材料は接着剤として塗るんじゃ。 壁の種類によって使う材料を変える必要があるんじゃよ。 プラス情報としてじゃが、 下塗り材にも色々な機能の付いた材料があるんじゃ。 建物に合う下塗り材使うより良い工事になるぞい。 |
中塗り |
お客様に指定された色で中塗りをするんじゃ。 (中塗りと上塗りは同じ材料) 中塗りをすると建物の様子がガラッと変わるんじゃぞ。 仕上がりイメージに近づく。。。 |
上塗り |
外壁塗装の上塗りじゃ。 この表面がこれから何年も耐久してくれる塗装じゃ。 遮熱塗装では、中塗り・上塗りに遮熱効果のある塗装をするんじゃ。 室内の温度が今までよりも涼しく感じられるかもしれんし、紫外線への対策が出来ておるから、非常にお薦めじゃ。 |
付帯塗装 |
付帯塗装というのは、外壁や屋根以外の塗装作業の事じゃ。 ワシらが外壁塗装工事を行う場合は、塗装してはがれないところは全て塗装しておる。 ばっちり仕上げるぞい。 任せて下され! |
その他の付帯塗装 の 例 |
雨戸 塗装 |
雨トイ 塗装 |
門ペイ塗装 |
軒天 |
破風板 |
庇(日差し) |
モルタル塗装工事のポイント
モルタル塗装の材料選定時間をかけても良いじゃろう。
@ ひび割れ対策塗料
A 耐久性重視塗料
B ひび割れ対策 + 耐久性重視塗装
C 遮熱塗装
D 遮熱塗装 + ひび割れ対策塗装
E 光触媒塗装(その他機能性塗料)
あなたの家に、どの方法が一番良いのか?
そしてどの材料が”費用対効果”が得られてメンテナンス性が上がるのか?
きちんと 検討することが必要じゃ。
それから、隠れた人気商品がある。
ベランダに発生したひび割れじゃ。
ひび割れと水アカは、重なっておることがおおいのじゃ。
ひび割れ部位に 水の通り道が重なる・・・
最悪じゃと思わんか?
そんな時に使える部材がこれじゃ。
上の様な箇所に、左の写真の様な部材を取り付けるんじゃ。
美観対策 + ひび割れ内部への水掛かり防止
ひび割れは年数を追って増えてくるため、アフターサービスではこれらを取り付けることがチョイチョイあるんじゃ!